澄み渡った青空でしたが風がキーンと冷えていました北海道です。陽向は暖かいのに日陰は真冬の寒さでした。
「風邪ひくなよ〜!!」とあれほどエラそうに言ってきた私ですが、実は日曜日から風邪をひいています(T_T)
しかも1日熱で寝込んだ日から口に熱の花が咲いてしまいここんとこおちょぼ口での食事を強いられています。
更に今日は北海道の乾燥した空気にやられたのか声がだんだん無くなり、只今全く出なくなってしまいました(^_^;)
バカバカ!私のバカ(>_<)
私からお喋りと食事を抜いたらただのブタじゃない(ToT)
そんなこんなでガラガラ声で(朝はまだ声がありました)今日は札幌市内の小学校、六年生のクラスに行ってきました。
前回まで国語の教科書に出てくる『海の命』という題材に取り組んできましたが、どうやら皆海の命はお腹いっぱいの風情。
おじさんが「じゃ、新しいのやる?」と 聞くと皆新しいのがいい(^O^)と賛成。
じゃあ、今学校でやってる事はなあに?と聞くと『ロープジャンプ』と『大縄』と『勉強』だそうです。
縄跳びの種類は分類されてるのに『勉強』はざっくりだなぁ( ̄∀ ̄)
勉強って何やってるの?と聞くと各科目が出ました。
その中から「演劇にしたい科目」を選んで貰うと『社会(戦争から平和へ)』と『体育(ハードルとリレー)』に分かれわした。
ちょうどクラス半々位だったのでそのままやりたい方でチームを作ってそれぞれシーンを作ってもらいました。
戦争と平和を選んだチームはどうしてもギャグを入れたくて何故か関西弁を使用。
凄いなぁ。この世代にとっての戦争ってもう随分遠い所にあって漫画やなんかと同じラインにあるのかも。
何だか少しぞっとしました。
でもこれがありのままの姿なんだよね。
体育を選んだチームは皆ハードルに挑戦。ハードル役の人は最初は「ハードルは何もしなくていいから楽だなぁ」と思ってたのにシーンができるに連れて「なんかじっとしてるのは詰まらないぞ」と思ったらしくハードルも喋って動き出すと言う暴挙に!これじゃあ一体何のシーンだかわかんない!けどこれが面白い!
これも今の彼らのありのままの姿だなと妙に納得。
二クラス目は『明治維新』を題材に取り組んでいます。
新しい班で心機一転!新しいシーンに挑戦してもらいました(*^o^*)
ここのクラスは妙に見せ方がうまい!芝居心のある生徒や歴史好きの生徒がグイグイ引っ張って作ります。
ストップモーションで今の気持ちをひとりずつ言ってみよう!となると、正しい構成を見せよう、とかうまく伝えよう、と言う気持ちが先走って本当の声じゃないセリフを言い勝ちに。
それよりももっと皆の中に生まれた言葉の方が本当は伝わるのにね。不思議なもんです。
面白くする工夫はしなきゃなんないけど方法を間違えるとかえってつまんなくなっちゃうなんて罪よねぇ(⌒〜⌒)
さて、いよいよ次回最後の授業のあと学年で発表し合います。
「えぇ〜!!聞いてないよ〜!」と叫ぶ生徒に
「うん。初めて言った」
としれっと返すおじさん。
さあ、皆!本番があるらしいよ!楽しみだね〜(^O^)
くみか